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XP-PSC EN/AU登場

2019年の初仕事は3本限定の福袋的電源ケーブルHP-PSC EN/AUの製作でした。

「今年の初ハンダごて」

http://blog.zama-dolphin.jp/?eid=1022

その中でHP-PSC EN/AUの相対的パフォーマンスを以下のように述べています。

「そのパフォーマンスは当初の予定通り2017年仕様XP-PSC Flare(http://log.zama-dolphin.jp/?eid=75)を凌駕し、2018年仕様XP-PSC Flare(http://blog.zama-dolphin.jp/?eid=965)に肉薄し、ある部分では優っていると思います(ちなみに優っている部分は音のつながりの良さと優しさです)。」

CROSS POINTの実質的トップランナー電源ケーブルXP-PSC Flareの地位が1年持たない。

それほどまでに2018年の座間DOLPHIN、CROSS POINTは激動でした。

そのような激動の2018年の結晶として誕生したHP-PSC EN/AUなのですが、今度は「新しい時代の始まり」とまで言うXP-PSC EN/STが誕生してしまう。

http://blog.zama-dolphin.jp/?eid=1045

この製品のパフォーマンスは衝撃的でしたが、実は最終仕様は更に良く、エントリーモデルであるにもかかわらず、2018年仕様のXP-PSC Flareをキャッチしてしまったのです(当然にすべてではないのですが)。

残酷な言い方をするなら、1年前のトップランナーが今度は最後方になってしまう。

これが新しい時代の始まりなのです。

1年ぶりに座間DOLPHINを訪れたお客様がポツンと「えっ?今どこにいるの?」と孤独感に陥ってしまうほどの衝撃が2019年の座間DOLPHINにはあるのです。

そうなると興味が出てくるのは、

「HP-PSC EN/AUとXP-PSC EN/STのどっちが強いの?」

う〜ん

音色の濃さや中域の押し出しはHP-PSC EN/AUです。

しかし、根を張ったような最低域の伸び、ボリューム感たっぷりの中低域、決して過剰になる事のないバランスの取れた中域〜高域・・・

一つのパッケージングとして捉えるならXP-PSC EN/STの完成度の高さに惚れ惚れと聴き入ってしまうのです。

XP-PSC EN/STの前では、HP-PSC EN/AUの突出した長所は単ななるエゴに感じてしまい、聴き疲れてしまうのです。

これが「HP-PSC EN/AU vs XP-PSC EN/ST」の私の答えです。

そうなるとそれに合わせ、HP-PSC EN/AUを進化させなければいけません。

そしてそれは実に大変な作業・・・ではありませんでした。

XP-PSC EN/STで得た技術をフィードバックすればいいだけだからです。

製品ごとにそれぞれチューニングを変えるなんて言うのは技術でもなんでもありません。

それは単なる誤魔化しです。

そしてその誤魔化しは誤魔化してる本人は気づかなくても、聴く人が聴けばわかるのです。

XP-PSC EN/STと言う盤石な基礎ができたなら、今度はそれをベースにACプラグとIECコネクターを奢ってあげる。

それだけです。

さてHP-PSC EN/AUのアップデート内容ですが、

.院璽屮襪離拭璽潺諭璽判萢であるEN処理を最新仕様に変更

6か所のネジ変更

プラグとコネクターカバーの変更

です。

以上の変更により出てきた音ですが、

正しくXP-PSC EN/STの正常進化のサウンドです。

XP-PSC EN/ST単体を聴くなら「もうこれ以上の低域再現力はないだろう?」と思うのですが、実はまだまだ出ていなかったという事を思い知らされます。

そして何よりも音楽の色濃さが違います。

漂う空気、描かれる音像の色濃さが全然違うのです。

確かに「音色の濃さや中域の押し出しはHP-PSC EN/AUです。」と書きましたが、このすべて埋め尽くす色濃さを体感してしまうのなら、「その濃さって単なる点でしょ?」とつぶやきたくなるのです。

最低域〜最高域まで(過剰になる事なくバランスの取れた状態で)ボリューム感たっぷりに描かれ、それが隅々まで色濃く描かれた音を聴いてしまうと・・・

「これがオーディオ的、音楽的快感であり、癒しなんだろうな。」

と思ってしまう自分がいます。

私がこれほどまでに神経質にオーディオ再生に拘るのは、職業病でもある「重箱の隅を突っつく」ような聴き方をしても何も引っかからずただただ音楽にのめり込めることを夢見てです。

その意味でこの電源ケーブルはその夢をかなえる電源ケーブルとも言えると思います。

そしてこのような製品が完成した今、この製品を非売品とするのは非常に大きな罪と思うわけです。

HP-PSC EN/AU ⇒ XP-PSC EN/AU

大きく成長し、CROSS POINTデビューとさせていただきます。


電源ケーブル 
XP-PSC EN/AU 378,000円 (1.8m ±82,000円/m)


(最後に、座間ドルフィンの桜)