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2019年CROSS POINTが大きく進化した理由
2019年CROSS POINT製品は大きく進歩しました。

正直、この進歩をどのように表現すればいいのか。

何しろ今まで〜2018年までの製品を「本当に凄いんですよ。」とここで言ってきたわけですから、同じような言葉を使っても伝わらないし、かといってもっと凄い形容詞を持ってくるのも品がないし。

ただ一つはっきり言えるのは今までで最大の伸び幅であるという事です。

座間DOLPHINは誕生から7年経ったわけで、普通に考えるなら誕生し始めのまさしく進化の過渡期と思われる初期にこそ最大限の伸び幅があるはずです。

2018までならそれも間違いなかったと思います。

しかし現実問題として最大の伸び幅は2019年だった。

その理由をこのブログでは「XP-PS HYAKU/SHIKI効果」のように書いています。

しかしそれでは説明不足。

一番の理由は、

「音や映像のパフォーマンスを決定づけるダイレクトファクターを見つけたから。」

という事につきます。

例えばオーディオ製品を作る際に100の要素があったとします。

そしてメーカーはそれぞれに「ここが音に最も効く」と言う場所を集中的に責めていくわけです。

メッキ厚だったリ、メッキプログラムだったリ、カーボンファイバーの積層プログラムだったリ・・・

それが間違いだとは言いません。

しかし私が発見したダイレクトファクター、そして効果のある順番を基準に考えれば本当に本当に小さなことのようにも感じます。

それは何かをここでは書きません(当然に企業秘密ですから)。

ただ何故に発見できたかと言うと、

1、山のような失敗作

2、同じ指示書で作ったにもかかわらず起こる個体差

をただひたすら研究したからです。

1ですが、普通失敗したならその製品は廃棄してしまいます。

しかし私の場合、その失敗した製品の音をしっかりと言葉で表現できるように総括し、いつも離さず持っています。

失敗作が一つならそこに価値など生まれません。

しかし失敗作が何十にもなると、製作方法と音の因果関係がわかってくるのです。

そうすることで理想的製品作りをするための製作手法をどんどん狭めることができるし、ダイレクトファクターを見つけることができるのです。

2ですが

私の製品作りはただただ個体差との戦いでした。

例えばメッキ

同じメッキプログラムでメッキを依頼しても、毎回毎回微妙に音が違う。

当社程徹底したメッキプログラムで製作してるとメーカーはないと思っていますが、それでも違ってきてしまう。

勘の良い、耳の良いお客様の中には試聴機を聴いて気にいると「新品でなくてもいいからこれをください」と言う方がいました(当然に価格は新品価格ですよ)。

この意味理解できますよね。

ただでさえ潔癖の私、本当に胃に穴が開く思いでした。

これまではそれをロット別管理で行い、「製作指示は間違っていないけれど不採用」のようにしていました。

私は考えました。

「プロのメッキ屋さんが気づかない製作工程の中で何かが起こっている。つまり製作工程の間と間に何かがある。」と

私は事情聴取するように、「あの時は〜した。」「あの時は〜しなかった。」と徹底的に調べ、そして発見したのでした。

そしてそれこそがメッキのダイレクトファクターだったのです。

本来なら指示書に入らないもの、つまり本来メッキ屋さんに指示すべきでないような事、

今はそれが指示書に入っています。

またそれはを万全にする為メッキ後処理を当社は行っているのです。

本来同じ2μ厚金メッキ

片方は2018年夏以前、もう片方はそれ以降

後者を前にしたら前者のメッキは何も価値を持ちません。

それは2019年仕様に接した当社のお客様なら理解いただけると思います。

オーディオ屋風情が良い音を出すためには時にはメッキ屋さんよりもメッキに詳しくならないと(当然全てにおいては無理ですが)といけないのです。

教科書に載っていないものを見つけないといけない。

そして私は教科書に載っていない技術をた昨年多数発見したのです(ちなみにメーカーさんが行う、チューニングや音作りは技術ではなく単なる癖だと思います)。

今後の当社の製品展開は、バージョンアップよりも2019年仕様の技術をベースにした新しい製品づくりなのかもしれません。