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日本の技術力

このブログを読まれてる方は日本の技術力は高いとお思いでしょうか?

おそらく9割以上の方はそう思われてるかもしれませんが、実は私は・・・・

CATL

https://www.catlbattery.com/en/

と言う中国の企業を知ってる方はこのブログを読まれてる方でどれだけいるでしょうか?

自動車業界におられる方なら100%知っていると思います。

そしてその実力も。

インターネットで検索すればわかると思いますが、今やこの企業の持つ技術は完全に松下を超え、コストもはるかに安いそうです。

今現在パナソニックはトヨタと提携していますが、そのトヨタは

https://jp.techcrunch.com/2019/07/18/2019-07-17-toyota-locks-in-more-than-a-supply-of-ev-batteries-in-deal-with-chinas-catl/

トヨタがパナソニックと提携するのは対米輸出が大きいのであって、将来的には完全にCATL社に乗り換えるのではないかとインターネット上でもささやかれています。

これからの社会のインフラや、商業製品を支える分野においてバッテリー技術は大変に大きく、世界の多くの企業がその分野に投資し、つい最近まではパナソニックがその分野のトップを走っていました。

それが瞬く間に抜かれてしまう。

残念ながらこれが現実です。

知り合いの自動車エンジニアと話していたのですが、二人の意見は以下のように落ち着きました。

「多くの日本人はどんなに中国・韓国・欧米が頑張っても日本を超えられない壁があると思っているようだが、解析できない一部の領域以外はもう完全に抜かれている。
現実問題日本は20年以上成長ができず設備投資をしていない為、日本の大企業を支える中小企業の設備は完全に中国・韓国・欧米に抜かれてる。
中国や韓国の人件費が高くなったにもかかわらず生産コストがかなわないのはそのような理由。
今は日本人の意識が高くMADE IN JAPANのパーツは競争力があるが、将来中国や韓国がその意識を持ち始めたら日本は全く歯がたたなくなる。」

自分で総括しておきながら非常に悲しい。

上で「解析できない一部領域」と言うのは車の車体技術だったり、カメラの技術だったり、フッ化水素の技術だったり・・・

つまりアナログ領域の技術です(別の言い方をするならデジタル領域は日本はもう後進国と言う事です)。

資源に乏しい日本がこれからの国際社会で生き残っていくにはアナログ技術を磨き継承していくしかありません。

座間DOLPHINも正しくそれです。

当社のカーボンファイバーコンポジット技術、ハンダ技術、メッキ技術・・・感性を伴ったアッセンブル技術は解析でわかるものではない、完全なるアナログ技術です。

ただ当社の場合後継者がいませんので(子供にこの仕事はさせません)、私一代で終わる技術です。