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XP-PS Flare≒Limited から日本の技術力

 

私はいつも子供たちに言います。

「お父さんがやっている座間DOLPHIN、CROSS POINTなんてオーディオ業界では無名に等しいんだよ。普通に考えれば、無名に等しい企業の製品を買っても自慢にもならない。しかしその無名に等しい企業がおそらく世界で一番高いコンセントを作り、それらが物凄く売れている。理由は簡単だよ。お父さんの出す音が世界一だと思い購入してくれるお客様が世界にたくさんいるからさ。」と

この様な張ったりを言えるもの日本の中小企業が持つ技術力のおかげです。

今日はその一端を画像でお見せします。

消費税増税で不況と言われているオーディオ業界ですが、それでも年末はあわただしくなります。

当社でも年末に向け受注生産品の壁コンセントXP-PS Flare≒Limitedの注文が10個舞い込み、本日そのパーツが入ってきました。

このコンセントは全てのパーツが選別無酸素銅で製作されています。

その中で最も技術的に注目すべきは±ブレード、アースブレード、コンセントフレームです。

プレス加工ではありません。

プレス加工は金属を引きちぎり叩きつける為、(大きな応力)歪が生じ、物凄く音質が落ちるので当社では採用していません。

それではどのように製作しているかと言うと、ワイヤーカットでカットした後に、職人が治具とベンダーを用い手曲げ加工しているのです。

そして作り上げたものが写真のパーツです。

断面を見ていただければプレス加工ではなくワイヤーカット加工であることがご理解いただけると思います。

その精度は・・・

精密な金型を用いつくられたものよりもはるかに精巧です。

鳥肌が立ちます。

涙が出ます。

この様な精度の高い仕事は日本人にしかできません。

「日本の技術力」で

http://blog.zama-dolphin.jp/?eid=1115

「今は日本人の意識が高くMADE IN JAPANのパーツは競争力があるが、将来中国や韓国がその意識を持ち始めたら日本は全く歯がたたなくなる。」

と書きましたが、この日本人の高い意識をそう簡単に諸外国が身に付けれるとは思いません。

これこそが宝です。

私の周りには宝物のような企業が沢山存在します。

この宝物のような企業を使いこなせず、内部留保だけ貯める日本の大企業。

宝物の企業を尊敬し、使いこなし魅力的製品を作り続ける海外の企業。

これが日本の産業界の現実と考えます。