<< May 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< NEW XP-PS AU SEアースネジの効果  | main | 特価商材 CLASSE OMEGA PRE MK >>
DAC-25DSD+ENLL(RB15) <SOLD OUT>

9年ぶりの再会

http://blog.zama-dolphin.jp/?eid=1150

製作する事を予告していましたDAC-25DSD+ENLL(RB15)の製作にようやく着手出来ました。

ここ最近の私は何か新たに製品を作る時はいつも

「失敗しないかな〜」「上手く行くかな〜」

と怯えます。

「理論的にこれは正しい」「最高の素材を使ったから良い結果が出るに決まっている。」

10年以上前の自分はそのような若造でした。

音ではなくプロセスが大事だったのです。

ただ、今の自分はプロセスも大事だけれど、それ以上に大切なのは出てくる音。

そしてその音は「以前よりも良くなった。」と言うものを求めてるのではありません。

「このような音を出したい」と言う明確な音のイメージがあり、そのイメージを出せるかなのです。

それこそが2019年に確立した座間DOLPHINクオリティなのです。

正直に言います。

2019年以降の座間DOLPHINの仕事はしんどいです。

仕事一つ一つにビクビクと怯えるわけです。


「ここに座間DOLPHINで築き上げた8年をぶつけてみたくなりました。」

と言うのは、DAC-25DSDにチョチョイガチョイと何らかのモデファイを施し「世間のハイエンドDACよりも遥かに良い音がしますよ。」と言うものではなく、DAC-25DSDから座間DOLPHINクオリティの音を出すという事なのです。

定価173,800円(税込)の製品に優れたパーツと技術を投入し、この非常にしんどい手間暇をかけ音としてまとめ上げ20万円(税込)で販売する。

間違いなくこれが最初で最後です。

さてそのようにして作り上げられたDAC-25DSD+ENLL(RB15)の最終レシピです。

当初は

・150μ厚CNT複合銀メッキFUSEホルダー付IECインレットを採用

・IECインレット部を圧着ファストン端子からENLL(RB15)ハンダ接続への変更

でした。

しかしそこに「更に良くしたい」と私の是正勧告が加わり

・金メッキアース用丸端子

・金メッキ固定用ネジ

が加わりました(どちらも座間DOLPHIN最高グレード金メッキです)。

完成した音は当然に座間DOLPHINグレードです。

この音を前にしては

「中庸の重要性を教えてくれる実に正統的な音です。
『これなんだよな。これこそが今の最新DACが忘れてることなんだよな。』と
音の聴きやすさ、陰影を背景とした中域、中低域の充実したサウンドは本当に魅力的であり、見た目と音が本当に一致しています。」

と高く評価したオリジナルのDAC-25DSDの音が非常に薄くハイバランスでとっ散らかった音に聴こえてしまうと思います。

「どっしりと根を張った重厚で濃密な音」「陰影深く妖怪で粘度のある音」「幅のある表現を持った音」「聴き疲れさせない良い意味でダルな音」

この様な部分が加わったと思います。

「価格の数倍の意価値がある」なんて弱気な事は言いません。

そもそも私が良いと思う100万円台の既製のDACは存在しませんから。

私個人は価格の10倍の価値はあると思っています。